不動産土地の購入について

不動産土地の購入について

不動産土地の購入について

不動産を使った相続税対策については、更地に賃貸アパートを建てるという手法が有名ですが、違った角度からの節税もいろいろあります。ここでは、失敗事例をあげて注意すべき点を確認します。まずその失敗事例ですが、病気の父の金融資産が大きくこのままでは相続税負担が大きくなると考えた息子は、父名義でタワーマンションを購入します。タワーマンションの上の方はプレミアムがつき非常に値段が高く、土地部分の値段も連動して高くなります。しかし、路線価は上下階とも同じ評価になります。そのため、財産評価上、時価と路線価のギャップが大きくなります。息子はここに目を付けたのです。

時価ではなく財産基本通達に書かれている路線価評価になれば金融資産で持っていた場合よりずいぶん評価額が下がると考えたのですが、結果的には、この作戦は失敗しました。低い評価額で申告後、税務署の調査があり、もめて裁判まで発展しました。いろいろな条件から、このケースについては原則通りの時価が評価額になるという裁判での判決がでたのです。基本通達は実務指示書であり、時価がよくわからない時に使う者で、法律の原則は時価です。こういったことがあるため、中途半端な知識で対策を打たないことが重要です。

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